日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第9節D卓が12月7日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、昨期までプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のセガサミーフェニックスで活躍した和久津晶が卓内トップを取った。

【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが活躍するMリーグ

 リーグ残留に向けて、少しでもマイナスポイントを減らして最終盤を迎えたかった和久津は、1回戦こそラスでスタートになったが、2回戦ですぐにトップを取って挽回。3回戦の2着を挟み、最終4回戦でも大きなトップを取り、今節+42.0の好成績でマイナスポイントの完済に成功した。「10節目の1回戦の成績を見て上を狙うか、(残留確定の)8位以内をキープするか考えたいと思います」と、残り2節を戦い方に思いを巡らせていた。

【試合結果】

1位 和久津晶 +42.0
2位 仁平宣明 +8.5
3位 伊藤優孝 ▲13.2
4位 古橋崇志 ▲38.3

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル

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