将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が12月9日に行われ、阿久津主税八段(39)が野月浩貴八段(48)に125手で勝利、本戦出場を決めた。
雁木模様で始まった一局は、角交換から一度は持ち駒にした角の打ち合いで阿久津八段がペースを握り優勢になったものの、お互い持ち時間を使い切って1分将棋に入った終盤は混戦に。一度は阿久津八段の攻めが切れかけたが、再び攻め合いから抜け出し快勝を収めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)