ものすごい胆力だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」12月10日の第1試合、EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)がオーラス終盤にチーテンを拒否、メンゼンでテンパイして乾坤一擲のリーチ。その決断や勇ましさに、試合が大いに盛り上がった。
場面は南4局、トップのKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)とは6600点差、また2着のU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)とは3000点差という3着目の瑠美は、終盤に上家から打たれた二万にチーをかけず、あくまでトップを狙う作戦に出た。親の小林はラス目の赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の仕掛けに対して打ちにくくしており、ノーテンも十分に考えられるというところ。その場合、園田と共にテンパイすれば同点で2着になれるという局面だったが、瑠美はこれを拒否。あくまでもリーチでトップ狙いの思いを貫いた。
するとその直後、瑠美は自力でテンパイしてリーチ。これに解説の渋川難波(協会)は「チーしない!」と絶叫、実況の松嶋桃(協会)も「すごいすごい!6索が入った、これトップ見に行ってる!」と驚きの状況を伝えた。また視聴者も「これはツモる、というかツモってくれ!」「(チー)せず&テンパイ&リーチ!? アチィ!」「瑠美姉かっこいい!」とエールが飛び交った。
アガればトップ、山に1枚残っているリーチだったが、結果は惜しくも流局となった。しかし勝利への思いがはっきりと見てとれたこの選択に、「すげぇ試合やったぁ」「オーラス面白かったわw」と改めて視聴者も賛辞を惜しまなかった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








