将棋の叡王戦段位別予選(四段戦)が12月14日に行われ、服部慎一郎四段(22)が古賀悠聖四段(20)に119手で勝利した。服部四段は午後7時から本戦をかけた決勝で、山本博志四段(25)と対戦する。
今年度、若手棋戦の加古川青流戦でも初優勝を果たしている服部四段は、がっちりと矢倉に囲った出だしから、先に仕掛けてきた古賀四段の攻めをしのぐと、手番が回ってきたところで古賀陣を強襲。さらに攻めながら自玉の上部脱出ルートを確保し入玉を果たすと、最後は古賀玉を即詰みに討ち取った。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。14人が参加する四段戦は優勝者が本戦に進む。昨期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)