放っておけば脳や心臓に…コンドームでは防げない“梅毒の危険性”「症状消えても治っていない」 ABEMAヒルズ 2021/12/15 19:18 拡大する 国立感染症研究所は14日、性行為などでうつる梅毒について今年の感染者報告数が過去最多の7134人になったと発表した。梅毒の報告数は2010年以降徐々に増え、2019年・2020年は減少傾向にあったが、今年再び増加した。【映像】“梅毒の危険性”を説明 この梅毒について、感染症の専門医でKARADA内科クリニック五反田医院長の佐藤昭裕さんは「感染しても無症状の人がいる」と注意を呼び掛ける。「性行為でうつると言えば終わりですが、濃厚なキスとか、そういったものでもうつる可能性があります。梅毒の難しいところは、(症状に)気づかないことが多いんです。無症候感染といいますが、梅毒は病気分類として、大きく第1期〜第3期の3つに分けることができます。第1期梅毒と言われる状態は、平均3週間くらいで発症し、陰部に痛くない潰瘍や傷のようなもの、皮下腫瘤ができます。第2期梅毒は、手のひらや体に発疹が出て、第3期梅毒になると、心臓や頭に梅毒がいってしまいます」 続きを読む 関連記事