Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」12月16日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、先日行われた国内最大級のプロ・アマ大会「麻雀最強戦2021」のファイナルで、初の最強位に輝いたTEAM雷電の瀬戸熊直樹(連盟)。大逆転で戴冠した勢いそのままに、Mリーグでも大暴れするか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs麻雀格闘倶楽部vs雷電
瀬戸熊は、麻雀最強戦2021のファイナル、決勝卓でオーラスに倍満ツモ条件という厳しい条件をクリアし、涙の初優勝を果たした。個人戦でも苦しみ、このMリーグでも個人マイナス、チームもリーグ最下位と追い込まれている中、全てを吹き飛ばすような最強位獲得だっただけに、その力をこのMリーグでも存分に発揮したい。
Mリーグにおいて、もっともつらい日々を送っているのが、赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)。個人のマイナスポイントは300を超え、なかなか個人最下位脱出への糸口が見えない。チームメイトも、なんとか踏ん張ってはいるものの、7位に留まるチームの浮上は、やはり村上の復調なしではありえない。
首位を走るEX風林火山だが、今期加入した松ヶ瀬隆弥(RMU)も、開幕当初の勢いからやや陰りが見え、自身のポイントも減ってきた。まだチームポイントに余裕もあるだけに、大きなプレッシャーここかからないかもしれないが、悪い流れを自らの手で断ち切りたいところだ。
同じく今期から参戦しているKONAMI麻雀格闘倶楽部の伊達朱里紗(連盟)。ここまで個人首位、+233.0と大活躍してきたが、前回登場時についにMリーグでは初ラスを引いた。破竹の快進撃を続けてきたルーキーが、1敗した後にどんな麻雀を見せるのか。真価が問われる試合だ。
【12月16日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人32位 ▲325.0
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人11位 +102.7
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟) 個人1位 +233.0
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人26位 ▲124.4
【12月14日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +394.1(42/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +246.8(42/90)
3位 U-NEXT Pirates +73.4(42/90)
4位 渋谷ABEMAS +47.1(42/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +42.2(42/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲35.2(42/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲242.0(42/90)
8位 チーム雷電 ▲526.4(42/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





