試合を終え、待望のトップが確定すると、いつものように卓に突っ伏した。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」12月17日の第1試合、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)が今期初トップを獲得。過去2シーズン、レギュラー・セミファイナル・ファイナルと安定してプラスを積み重ねてきた日向がようやく長いトンネルを抜け、ファンからは多くの祝福コメントが送られた。
日向はこの試合、親番で迎えた東1局で大爆発。およそ1時間をかけて7本場まで積み、持ち点は7万点を超えた。その後、親跳満を放銃するなど苦しい時間帯を過ごしながらも、最後は自らアガって幕引き。今期10戦目での初勝利に視聴者からは「日向よかったねー!」「おめでとう!」「おっさん泣きそうだよ」「日向いい麻雀だったよ」「ひな祭りじゃー」と声援が飛んだ。
インタビューでは「嬉しいです」と万感の思いを言葉にして、支えてくれた全国のファンへ感謝を述べた。また、会心のツモアガリについては「久々に『ツモ』って言えて…」と振り返ると、インタビュアーからは「ちゅも?」と掛け合いがあり、改めて「『ちゅも』って言えて」と言い直すと、コメント欄にも「ちゅも」「ちゅもっ」が殺到した。
実況の松嶋桃(協会)からは、この日の解説の土田浩翔(最高位戦)に日向が試合前、勝つための話を聞きに行ったという談話が明かされた。その土田からは試合後、「お見事!良かったですね。大きなトップですね、アベマズにとっても」と声がかけられた。
実績、実力は折り紙付き。中盤戦からの巻き返しを期待し、インタビュー後も日向には「まぁ日向が東一局がんばったな!」「よかったな日向」「おめでとーう」と応援の声が続けて投稿されていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








