Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」12月20日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、先日行われた試合で、所属する日本プロ麻雀連盟の女流最高峰タイトル・女流桜花を獲得したセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)。自身3度目の栄冠に輝いた勢いを、Mリーグにも持ち込めるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsフェニックスvsPirates
Mリーグでも2019シーズンに、個人MVPにも輝いた魚谷。自身3度目となった女流桜花の獲得は、ファンから多くの祝福が寄せられたものの、大きな驚きはないほど、魚谷の実力は周囲からも認められている。今期はMリーグで、なかなかプラス域でのびのび戦うという余裕はないが、わずかなマイナスポイントも2021年中に完済して年を越したい。
開幕直後こそ苦しんだが、今や上位ランキングに安定しているのは、KADOKAWAサクラナイツの堀慎吾(協会)。魚谷同様、実力は選手・ファンともに高く評価されており、攻撃・守備に偏らず、戦い方の幅も広い。ここでトップを取ることがあれば、いよいよ個人首位にも1トップ圏内まで迫る。
リーグ7位の赤坂ドリブンズから出場する鈴木たろう(最高位戦)だが、今期なレギュラーシーズンでプラス域に長くいるものの、本来の爆発力からすれば、もう少しといったところ。「ゼウスの選択」と呼ばれる独特の思考が、もう少し結果とリンクしてくれば、プラスポイントはあっという間に増えていく。
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)も、今期こそレギュラーシーズンで頑張りたい選手の一人。ポストシーズンでの活躍は目立つが、やはりチームとしては、レギュラーシーズンは余力を持って勝ち抜きたいのが本音。「キング」の活躍を、ファンはもっと早くから見たい。
【12月20日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦) 個人12位 +77.7
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会) 個人4位 +164.2
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人18位 ▲12.2
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人25位 ▲109.2
【12月17日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +337.2(44/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +299.5(44/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +118.0(44/90)
4位 渋谷ABEMAS +56.1(44/90)
5位 U-NEXT Pirates +33.0(44/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲79.6(44/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲186.6(44/90)
8位 TEAM雷電 ▲577.6(44/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





