将棋の棋王戦挑戦者決定二番勝負の第1局が12月21日に行われ、永瀬拓矢王座(29)と郷田真隆九段(50)が現在対局中だ。戦型は矢倉の出だしになった。勝者組トーナメントで勝ち上がった永瀬王座は1勝、敗者復活戦を勝ち抜いた郷田九段は2勝すれば、挑戦権獲得となる。
【中継】棋王戦 挑戦者決定戦 第一局 永瀬拓矢王座 対 郷田真隆九段
過去9回戦い、永瀬王座が5勝、郷田九段が4勝と拮抗している両者だが、棋風としては永瀬王座が粘り強さ、郷田九段が本筋を行く正統派、といったもの。永瀬王座が中住まいでバランス型に構えたのに対し、郷田九段はがっちりとした矢倉へ。お互い陣形は申し分なく、どこから戦いの口火を切るかといった様子のまま、午前中の戦いを終えた。
永瀬王座は今回挑戦権を獲得すれば4期ぶり。郷田九段なら9期ぶりの棋王戦五番勝負進出となる。郷田九段は当時、棋王のタイトル保持者で、それを奪取した現保持者・渡辺明棋王(名人、王将、37)が以降9連覇を達成している。
持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は郷田九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
永瀬拓矢王座 骨付き鶏もも肉のガーリックローストセット 郷田真隆九段 麻婆豆腐焼きそば
【昼食休憩時の残り持ち時間】
永瀬拓矢王座 2時間48分(消費1時間12分) 郷田真隆九段 3時間33分(消費27分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)