Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」12月21日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人30位と苦戦が続いているMリーグルーキーのTEAM雷電・本田朋広(連盟)。マイナスポイントが600近くかさんでいるチームを救うべく、反撃の1勝で流れを変えられるか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsABEMASvs雷電
開幕当初は、いいペースでポイントを稼げていた本田だが、12戦して3着・ラスの逆連対が8回。個人成績は▲193.3と落ち込んだ。ここ数試合は、なかなか戦える手材料に恵まれていない感もあるが、少ないチャンスでも加点につなげないことには、道が開かれない。長いレギュラーシーズンとはいえ、ここが折り返し地点。ゆったりと構えてばかりでは、返しきれない数字になってくる。
今年のうちにマイナスを消し去りたいのはEX風林火山の二階堂瑠美(連盟)も同様。チームメイトの3人が100ポイント台のプラスを稼いでいる中、やはり1人だけマイナスでは寂しいもの。すぐ後ろにKONAMI麻雀格闘倶楽部も迫ってきているだけに、自分のマイナスを消しながら、ライバルチームとの差をもう一度広げたい。
この機に首位奪還を狙っているのが、KONAMI麻雀格闘倶楽部。首位・EX風林火山までの差は、ついに37.7ポイントまで縮まった。素点次第ではトップ・2着でも逆転となるこの好機に、滝沢和典(連盟)のテンションも普段よりは上がることだろう。
上位2チームの対戦に割って入ろうとするのがリーグ3位・渋谷ABEMASの松本吉弘(協会)。個人3連勝を果たし、今最も乗っていると言ってもいい選手。個人4連勝を果たせば、自身のプラスも200ポイント台に突入し、個人首位にも近づく。
【12月21日第1試合】
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟) 個人22位 ▲52.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟) 個人7位 +130.7
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 個人2位 +189.4
TEAM雷電・本田朋広(連盟) 個人30位 ▲193.3
【12月20日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +337.2(44/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +299.5(44/90)
3位 渋谷ABEMAS +56.1(44/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +47.4(46/90)
5位 セガサミーフェニックス +43.8(46/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲14.1(46/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲192.3(46/90)
8位 TEAM雷電 ▲577.6(44/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





