将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が12月23日に行われ、村田顕弘六段(35)と大橋貴洸六段(29)が午前10時から対局を開始した。勝者は午後2時から本戦出場をかけたブロック決勝に進出する。
村田六段は、2007年10月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦C級1組。デビュー間もないころから活躍し豊島将之九段(31)、糸谷哲郎八段(33)、稲葉陽八段(33)とともに「関西若手四天王」と呼ばれたことがある。
大橋六段は、2016年10月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦C級1組。若手棋戦のYAMADAチャレンジ杯、加古川青流戦でそれぞれ1回、優勝歴がある。デビューは藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)と同期。200局以上指し、通算勝率が7割を超える、数少ない棋士だ。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。24人が参加する六段戦は2組に分けて行われ、各組の優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。現在のタイトル保持者は藤井聡太叡王(竜王、王位、棋聖、19)。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は大橋六段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






