Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」12月23日の第1試合に出場する4選手を発表した。10月からスタートした2021シーズンも、各チーム年内は残り4試合。誰もが気持ちよくクリスマスを迎え、年を越したいところ。勝利のサンタを招き入れるべく、4選手が積極果敢に戦う。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsABEMASvsフェニックスvsPirates
今シーズン、長く首位の座を守り続けていたEX風林火山は、前回の試合でついに2位に陥落。早くも首位KONAMI麻雀格闘倶楽部に100ポイント以上の差をつけられた。この日は直接対決こそないが、明け渡した座はさっさと取り戻したい。戦えてはいるものの、なかなかトップに届いていない二階堂瑠美(連盟)が、今期3勝目を目指す。
前回、女性選手2人の連勝でついに上位争いに食い込んできたのがセガサミーフェニックス。全8チームの中でも、調子という意味ではトップレベルにある。この結果も、ベテラン近藤誠一(最高位戦)が崩れることなく粘っていたから呼び込まれたもの。前回はいぶし銀のトップだったが、この試合では本来の姿で大きなトップを狙う。
長く7位に沈んでいたU-NEXT Piratesも、ここ最近は好調でチームポイントもだいぶ落ち着いてきた。もともとアベレージ型の選手揃っているが、プラス域に入れば、その安定度はさらに増す。瑞原明奈(最高位戦)はチーム4選手の中でもアグレッシブな方だが、涼しげでも鋭い視線で、アガリ牌のありかを見抜けるか。
上位の常連、渋谷ABEMASは苦戦している。連敗があったこともあり、気づけばチームポイントもマイナス。順位も6位まで下げた。過去3シーズン、全てファイナルシリーズ進出を果たしているチームからすれば、このレギュラーシーズンで足元をすくわれるわけにはいかない。大黒柱・多井隆晴(RMU)は例年、Mリーグではスロースターターだが、この年末にエンジン点火で快勝を目指す。
【12月23日第1試合】
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟) 個人23位 ▲80.8
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU) 個人18位 ▲6.9
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人15位 +26.3
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦) 個人9位 +119.7
【12月21日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +422.1(46/90)
2位 EX風林火山 +318.9(46/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +47.4(46/90)
4位 セガサミーフェニックス +43.8(46/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲14.1(46/90)
6位 渋谷ABEMAS ▲44.4(46/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲192.3(46/90)
8位 TEAM雷電 ▲581.4(46/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





