12月26日に「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2021 決勝戦」が行われ、団体戦は西軍が東軍に5勝0敗で勝利した。その後に行われたエキシビションマッチでは、西軍の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)と豊島将之九段(31)、東軍の永瀬拓矢王座(31)と羽生善治九段(51)という東西の人気、実力ともにトップの棋士がタッグを組んで対戦。夢のリレー対決が実現した。
【動画】SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2021 決勝戦
同棋戦は、東西に分けて行われたファン投票により上位1、2位の棋士が決勝に登場。残り各3人は、予選を勝ち抜いた棋士が参加。5人ずつの団体戦で競ったが、西軍が強さを見せて全勝した。
その後のエキシビションでは今年、数多くのタイトル戦で争った藤井竜王と豊島九段がペアを組むということに、対局前から笑顔で言葉を交わすシーンも。また永瀬王座は初のペア将棋、羽生九段も「10年ぶりぐらい」という2人1組での対局を楽しんでいた。
またファンからも、この豪華なメンバーでの対決に「なんて豪華な画面!!」「すげえな これ」「この四人好きすぎる」「絵が面白すぎるな」と、興奮気味のコメントが多く寄せられていた。
なお対局は相掛かりの出だしから、先手の西軍がチャンスを掴み、そのままリードを広げる指し回しで79手の快勝を収めたが、両軍ともに使った作戦タイムでは、ファンの前で読みを披露する珍しいシーンもあり、エキシビションマッチとしては大いにファンを楽しませるものとなった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)