竜王戦の2組ランキング戦の1回戦が12月28日に行われ、深浦康市九段(49)と斎藤慎太郎八段(28)が現在対局中だ。戦型は相掛かりの出だしに。両者ともに年内の最終戦。藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)への挑戦を目指す2人が、本戦出場へ最初の一歩を踏み出せるか。
【中継】竜王戦2組 ランキング戦 深浦康市九段 対 斎藤慎太郎八段
深浦九段は、現タイトル保持者の藤井竜王に勝ち越している数少ない棋士の一人。藤井竜王、羽生善治九段(51)という将棋界の天才が「将棋星人」と呼ばれるのに対して、その侵略から地球を守る「地球代表」という異名を持っており、その忍耐強い将棋は、数々の逆転勝利を呼び込んでいる。
斎藤八段は、その整ったルックスと穏やかな口調から「西の王子」と呼ばれる人気棋士。近年では順位戦での活躍がめざましく、今期もA級で無傷の6連勝中。2年連続での名人挑戦に、着実に近づいている。
竜王戦2組からは上位2人が本戦に出場。昇級枠は4人だが、本戦にはトーナメントの優勝、準優勝が進むため、決勝進出が本戦出場の条件だ。
持ち時間は各5時間で、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
深浦康市九段 煮込みハンバーグのイタリアントマトチーズカレー、トリバコーヒー 斎藤慎太郎八段 煮込みハンバーグのイタリアントマトチーズカレー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
深浦康市九段 4時間9分(消費51分) 斎藤慎太郎八段 4時間9分(消費51分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)