2020年に発生した新型コロナウイルスの流行が止まらないまま、迎えた2022年。そんなコロナ禍でも、TwitterをはじめとしたSNSでは、思わず感心してしまう家族エピソードや子どもの行動ツイートに大きな反響が寄せられていました。
今回、ABEMA TIMES編集部では、ニュース番組「ABEMAヒルズ」のピックポップコーナーで昨年人気を集めた投稿を部門ごとに紹介。「家族・子ども部門」の今回は、どのような投稿が選ばれているのでしょうか。さっそくチェックしていきましょう!(※本記事では放送時に許可をいただいたSNSのアカウント名を記載しています)
1:「最近の子は」なんて言ってないですか…?
1つ目の投稿は、もす(mosumanga30)さんがInstagramに公開した漫画です。もすさんは「最近の若い子は…」という書き出しとともに、公園であったエピソード漫画にして紹介。
ある日、娘のみよちゃん(2)と外でお弁当を食べていたもすさん。すると、そこへ現れた男の子が飲み物を指差し、「じゅーちゅ」と一言。もすさんが「じゅーちゅ=ジュース」と気づいたタイミングで男の子の姉がやってきて「これは君のじゃないの―!」と注意したそう。その後、男の子の母が「すいません。失礼しました」と謝ると、続けて小学生くらいのもう1人の姉も「本当にすみません!」と頭を下げました。
こうした丁寧な態度に、もすさんは「最近の小学生ってこんな礼儀正しいの…?」と感心。自身の投稿にも「小学生のときのワイだったら絶対親の背後で親に同化してそのままフェードアウトしてる」とつづりました。
もすさんによると、動物公園で「じゅーちゅ」と言ってきた子どもは1歳半前後の男の子、「すみません!」と謝ってくれたお姉ちゃんは小学3~4年生くらいだったそう。
番組の取材に対し、もすさんは「挨拶をする子がいい子で、しない子が悪い子ってわけではないですが、自分が子どもだったら交流のない大人に話しかけるのってすごく勇気がいることだなぁと思っていたので、それが出来るってスゴイ家族だなぁ~と感心しちゃいました」と話しています。
2:「パンケーキ半分こ」息子の優しさが話題
2つ目はムラキ(@u_vf3)さんがTwitterに公開したこのエピソード。ほっこりする親子のお話かと思いきや……見た人から「半分の定義が私と違う」とツッコミの声が多数寄せられました。
【映像】遠近法かな? 3歳息子が「はんぶんこ」してくれたパンケーキ
ある日「はんぶんこ」と言いながら、ムラキさんにパンケーキを分けてくれた3歳の息子さん。しかし、写真には、4等分されたほぼ1枚のパンケーキと、別の皿にちょこんと置かれたひとかけらのパンケーキだけ。そう、息子さんにとって「はんぶんこ」は“半分”ではなかったのです。
当時、瞬く間に10万“いいね”を記録したムラキさんのこの投稿。番組がムラキさんを取材したところ「一緒に食べたいという気持ちと、いっぱい食べたいという気持ちが戦った結果のようです」とのこと。
また、息子さんが捉えている“はんぶんこ”の意味について「昨晩もビスケットのかけらを夫に『はんぶんこ』と渡していたらしいので、もしかすると『おすそわけ』のような意味で覚えているかもしれません。真意は謎です」と教えてくれました。今回の出来事については「私にとってもかけがえのない思い出になっていくんだろうなと思い、そう考えると確かに半分以上にもらっているかもしれませんね」と話しています。
3:「ごろごろ書いてある」大人には見えない? 子どもだけに見える世界
3つ目のエピソードは、イラストレーターのユトリヒヨ(@yutorihiyo)さんがTwitterに公開した投稿です。
ある日、自身のお子さん(※幼児)に「ポストってわかる?赤くて、お手紙を入れる…」と聞いたユトリヒヨさん。お子さんは「ああ、しってるよ」と回答。「なんかごろごろかいてあるやつでしょ?」と質問してきたのです。
【映像】たしかに「ごろごろ」してる! 子どもから見た“郵便ポスト”(拡大図)※45秒~
お子さんの質問に「…ごろごろ?」と疑問に思ったユトリヒヨさん。しかし、後日、郵便ポストを見たユトリヒヨさんは納得しました。
なんと、ひらがなしか読めないお子さんはポストに記載された郵便物の回収時間「□時△分ごろ~」の羅列を見て、「ごろごろ」と発言したのでした。
ユトリヒヨさんがこの出来事を自身のTwitterに投稿すると「大人が忘れてしまった子どもだけに見える世界」「漢字抜きで世界を切り取る時期のおしゃべりかわいい」「近所の子が『やせるゴミ』『やせないゴミ』と言っていたのを思い出します(燃やせるゴミ・燃やせないゴミ)」などのコメントが殺到。
番組の取材に対し、ユトリヒヨさんは「少し前に家でポストの話になったとき、Twitterに投稿した通りの謎の返答があり、『???』と思いつつもそのままにしておいた」と言い、「後日実物のポストの前で『これだよ、ごろごろ』と言われ、納得しました」と教えてくれました。
4:両隣から吸われる三つ子センターがカワイイ
4つ目は、三つ子の母、marina(@MARIMERON65)さんがTwitterに公開した動画です。
「三つ子はお腹が減ると1人が餌食になります。笑」と言葉を添えて、Twitterにある動画を投稿したmarinaさん。動画に映っていたのは、左からかなた君、あらた君、ひなた君の3人(当時1か月半)。
3人で仲良く横に並んでいるかと思いきや……突然かなた君があらた君の頭をパクリ! これには、あらた君も驚いて目を見開くしかありません。
ツイートを見た人からも「みんな可愛い!」「パクパク食べてる感じたまらない!」「永遠に見てられる!!」と悶絶するコメントが殺到。瞬く間に大反響を呼びました。
番組の取材に対して、marinaさんは「お腹が空いて三つ子たちの距離が近いとこのような現象がよく起こってました!」と説明。動画では真ん中にいたあらた君が食べられていましたが、他の子も同様に、真ん中にいるとミルクに間違われてパクパクされてしまうとのこと。
5:「コロナ禍なので…」子どもからのプレゼントに父親が号泣
5つ目は、2人の息子さんの父親、∴KRU$TY696∴(@KFCkrusty)さんがTwitterに投稿した写真です。
運送業界に務めている∴KRU$TY696∴さんは、自身の誕生日の朝、台所で手紙を発見。手紙は長男(中学2年生)と次男(小学6年生)が書いたもので、中には「お父さんいつも家族のために働いてくれてありがとう」と感謝の言葉がつづられていました。
【映像】「いつも家族のために働いてくれてありがとう」手紙の内容
2人の息子からは、ラーメンが大好きな∴KRU$TY696∴さんのために「これでラーメンを食べてね」「タオルとか形に残る物じゃなくてごめんね。ラーメン食べてお父さんのパワーにしてお仕事頑張ってください!!」と、それぞれの手紙に1000円札が入れ込まれていました。
Twitterでは、この投稿を見た人から「これは使えないですね」「もらい泣き!大号泣!」など感動の声が殺到。番組の取材に対し、∴KRU$TY696∴さんは「(手紙は)朝起きたらサプライズでキッチンに置いてありました。もらったときはグッと来るものがありました! 目頭が熱くなるってこのことなんだと思いました」とコメント。
いろいろな場所を配達で回る仕事柄、各地のラーメンを食べ歩いているという∴KRU$TY696∴さん。プレゼントの“使い道”について「お金は取っておいて、お返しにラーメンをごちそうするときに使います」と話しています。(『ABEMAヒルズ』より)
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側