5日、東京ドームで行われた新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」で事件が起こった。1・8『WRESTLE KINGDOM「新日本プロレス vs プロレスリング ・ノア」』で対抗戦を予定しているプロレスリング・ノアの全選手が突如乱入する異常事態に場内が騒然となり、実況が「殴り込みだ！」と驚きの声を上げた。
【視聴詳細】1・8『WRESTLE KINGDOM「新日本プロレス vs プロレスリング ・ノア」』
それは突然だった。第4試合、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合の直後、武藤敬司の入場曲である「HOLD OUT」が場内に流れると、武藤を先頭にプロレスリング・ノアの全選手がリングに乱入した。
すると「ユニットを超えて、全部丸ッと一緒に来ました」と実況の興奮はピークに。リング上でマイクを握った清宮海斗は「新日本プロレス、新日本プロレスファンの皆様。プロレスリング・ノアが1・8、横浜アリーナで喧嘩買わせていただきます」と口火を切った。
これに続いた拳王は「日本で一番の団体。新日本プロレスにプロレスリング・ノアが来てやったぞ。日本で一番、この東京ドームの客席見ても、困ってんだろ。テメェらが困ってるから俺たち、プロレスリング・ノアが助けにやってきたぞ」と続いた。
これに黙っていなかったのは内藤率いる「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の一員である鷹木信悟だ。マイクを握った鷹木は「おいおいおい。揃いも揃って何しにきやがった。新年早々、お前らも暇だな。お前らがどんなに煽っても、背負うのはリスクのみだ。わかるか？ 1・8、横浜。こいつらと明確な実力の差を見つけてやると」と言い残すと、リング上を見回して多勢に無勢を察知した鷹木は静かにリングを後にした。
すると再び拳王が「いつまでも天狗になってんじゃねぇぞ」と言い放つと、矛先は会場の新日本ファンへ。「ここにいるテメェらもそうだ。新日本プロレスが一番なのか？ 全然一番じゃねぞ。俺たちとプロレスのクオリティ、全然変わんねえんだよ。1・8、横浜アリーナ。日本のプロレスの序列を覆してやるからな。俺たち、プロレスリング・ノアが日本で一番のプロレス団体になってやるからな。楽しみのしておけよ」と吐き捨ててリングを去った。
1・8の対抗戦に向けて、いよいよ“待ったなし”。拳王が宣言したように日本のプロレスの序列が覆るのか…注目だ。
