1日からオーストラリアで開催されている世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」の準決勝1試合目、決勝進出をかけたスペインとポーランドの対戦で場内がざわつき、実況が「あらっ」と驚きの声を上げるシーンがあった。
No.2シングルスでパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン・世界ランク20位)とヤン・ジーリンスキ(ポーランド・ダブルス世界ランキング96位)が激突。問題のシーンは第1セット第4ゲーム、ジーリンスキのサービスで起こった。
左右への揺さぶりで翻弄するパブロ・カレーニョ ブスタに対し、しっかりと対応して食らいつくジーリンスキが第4ゲームのファーストサーブを放つと、ネットにハマったボールが静止。場内はざわざわとし、試合を中継したABEMAで実況を務めた足立清紀アナが「あらっ…挟まっちゃいました」と心の声をこぼした。
これに解説を務めた佐藤文平氏も反応。「珍しいですね」と短く応じると、視聴者からも「止まった」「ハマった」「浮いてる!?」など驚きの声が寄せられた。
試合はその後、実力の差を見せつけたパブロ・カレーニョ ブスタが圧倒する展開に。6-2、6-1と2ゲームを連取してジーリンスキを退けた。なお、スペインはポーランドとの熱戦を制し、9日に行われる決勝への進出を決定。8日に行われる準決勝の第2試合、ロシア対カナダの勝者と激突する。