突然取ったそのポーズには、どんな意味があったのか…。「第1回ABEMA師弟トーナメント」予選Aリーグ2位決定戦、チーム深浦とチーム木村の対戦が1月8日に放送された。深浦康市九段（48）は、対局中に自分の頬を叩いて気合を入れるなど、その仕草でファンの注目を集めていたが、作戦会議室でも弟子の佐々木大地五段（26）を見守りながら、独り言を言ったり、謎のポーズを取ってみたり。予選通過をかけた試合では、突如脳天にペットボトルを突き刺そうような格好で、ファンの笑いを誘うことに成功した。
チーム動画では師弟で料理に挑戦し、対局で惜敗した後には、弟子から「何やってんすか、師匠！」と突っ込まれるなど、そのエンタメ性を存分に発揮している深浦九段だが、手元にあったペットボトルを見て閃いたのか、逆に何も考えなかったのか、対局を見ながら「渋い、渋い」とつぶやきつつ、緑色のペットボトルを頭に突き刺した。
この奇妙なポーズには、さすがにファンも反応しないのは無理だったようで「謎ポーズ」「また変なことしてる」「ツボ押し」「ペットボトル使いに定評のある師匠」「地球代表のご乱心」「ボトル芸ｗ」といった声が続々とABEMAのコメント欄に寄せられることに。放送対局の解説やイベントなどでも、ユーモアを交えるトークが人気の棋士ではあるが、この飛び道具は強烈な一手になった模様だ。
◆第1回ABEMA師弟トーナメント 日本将棋連盟会長・佐藤康光九段の着想から生まれた大会。8組の師弟が予選でA、Bの2リーグに分かれてトーナメントを実施。2勝すれば勝ち抜け、2敗すれば敗退の変則で、2連勝なら1位通過、2勝1敗が2位通過となり、本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで、チームの対戦は予選、本戦通じて全て3本先取の5本勝負で行われる。第4局までは、どちらか一方の棋士が3局目を指すことはできない。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
