Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」1月10日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今期からMリーグに参戦し、個人成績でも首位を争うKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)と、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)の直接対決。まさに即戦力と呼べる活躍の2人、試合後に笑うのはどちらか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部
伊達はMリーグ記録となる10万5500点という超特大トップを取ったほか、守る時は徹底的に止めるという守備とのバランスも高く評価され、Mリーグルーキーとは思えない戦いぶりを続けている。一時の独走状態からはやや数字を下げているが、それでも堂々の個人首位。KONAMI麻雀格闘倶楽部のリーグ首位を支える1人だ。
松ヶ瀬はMリーグルーキーながら、そのキャリアは十分で、昨オフのオーディションを勝ち抜いた時も、実力が出た結果と評価する者も多かった。体格や風貌から豪快なイメージを持たれがちだが、丁寧な麻雀が持ち味のタイプ。競り合いになるほど、その読みの深さが活きる。
バランスという意味ではKADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎(連盟)も定評がある。遠回りに見えるような手順でも、きれいにアガリに仕上げるあたりは「サクラの王子」らしいもの。昨期個人2位の実力者が、そろそろ爆発したい。
手順という意味でオリジナルということでは赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)抜きには語れない。怖さを知らないような踏み込み、相手の手牌が透けて見えるようなピンポイントブロックなど、その選択は理を超えたようなものさえ感じさせる。
【1月10日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦) 個人10位 +95.9
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人3位 +203.8
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人17位 +13.7
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟) 個人1位 +234.0
【1月7日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +260.8(54/90)
2位 セガサミーフェニックス +226.8(54/90)
3位 EX風林火山 +139.5(54/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +127.1(54/90)
5位 U-NEXT Pirates +96.4(54/90)
6位 渋谷ABEMAS +21.1(54/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲257.9(54/90)
8位 TEAM雷電 ▲633.8(54/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





