将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月15日に行われ、菅井竜也八段(29)が渡辺明名人(棋王、王将、37)に192手で勝利した。菅井八段は午後2時から、豊島将之九段(31)とベスト4入りをかけて対戦する。
【中継】第15回朝日杯本戦 渡辺名人-菅井八段/豊島九段-梶浦七段/勝者同士
後手番から角交換型の振り飛車を用いて、対抗形の将棋に持ち込んだ菅井八段は、渡辺名人にリードを奪われる時間が長かったものの、両者1分将棋に入った終盤で一気に形勢逆転。堅く囲った自玉の安全度を活かして、渡辺名人の粘りを振り切り大きな勝利を収めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)