イギリスのチェスター動物園。母親のお腹から、赤ちゃんがひょっこりとつぶらな瞳を見せる。世界最大のサルと言われる「マンドリル」だ。
去年秋、この動物園で実に10年ぶりにマンドリルの赤ちゃんが誕生した。驚いたことにその4週間後、別の母親も赤ちゃんを出産。父親は同じだ。異母兄弟の誕生に、飼育員は「信じられない!」と驚きを隠せない。
それもそのはず、専門家によると、マンドリルは飼育されている個体が少なく、繁殖に関する研究がほとんど進んでいないという。
ピンクの顔の赤ちゃんたちは、成長に従って赤い鼻と青いほっぺになっていく。(『ABEMA Morning』より)