関西トップ棋士対決は稲葉陽八段に軍配 久保利明九段下す 午後2時からベスト4かけもう一局/将棋・朝日杯 将棋 2022/01/28 12:59 拡大する 将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月28日に行われ、稲葉陽八段(33)が久保利明九段(46)に176手で勝利した。稲葉八段は午後2時からベスト入りをかけて、もう一局戦う。【中継】朝日杯 本戦トーナメント 久保利明九段 対 稲葉陽八段 ともに関西出身で「棋士のまち」加古川の観光大使を務めるトップ棋士同士の対戦は、先手の久保九段が三間飛車、後手の稲葉八段が居飛車の対抗形でスタート。お互い美濃囲いとし、しっかりと陣形を整えてから戦いが起こると、中盤からは久保九段のペースに。ところが両者持ち時間を使い切り1分将棋に入った後、攻め続ける久保九段に対して稲葉八段が気合の粘りを発揮。最終盤で逆転に成功すると、その後も形勢が二転三転する激戦にはなったが、ぎりぎりのところで相手の攻めをかわし、逆に久保玉を即詰みに討ち取った。 続きを読む