稲葉陽八段、2局連続での逆転勝利でベスト4進出 準決勝は永瀬拓矢王座と対戦/将棋・朝日杯
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 将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント2回戦が1月28日に行われ、稲葉陽八段(33)が西田拓也五段(30)に114手で勝利した。稲葉八段はベスト4進出を果たし、準決勝では永瀬拓矢王座(29)との対戦が決まった。

【中継】朝日杯 本戦トーナメント 稲葉陽八段 対 西田拓也五段

 午前中に行われた対局では久保利明九段(46)と大熱戦を繰り広げた稲葉八段だが、同日2局目なった本局では、先手番の西田五段が三間飛車にしたのに対し、居飛車で迎え撃つ対抗形に。お互い銀冠に囲い合ってから戦いが始まると、中盤のぶつかり合いで角と銀の交換になったこともあり、西田五段にペースを握られた。それでも持ち時間を残していたことが功を奏したが、1分将棋に入っていた西田五段の隙に乗じて一気に形勢逆転。最後は鮮やかに即詰みに討ち取った。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】朝日杯 本戦トーナメント 稲葉陽八段 対 西田拓也五段
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