Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」2月1日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ6位・赤坂ドリブンズの村上淳(最高位戦)と、同7位・セガサミーフェニックスの魚谷侑未(連盟)。上位6位までがセミファイナルシリーズに進出できるという、ボーダーラインを挟んでの戦い。両者とも、笑顔とポイントを仲間のもとに持ち帰りたい。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsフェニックスvs雷電
トータルポイントがプラスの5チームは全て3ケタのプラス、さらに100ポイント台に4チームという混戦になっているが、ボーダーラインを挟んだ戦いもまた熾烈になっている。赤坂ドリブンズとセガサミーフェニックスの差は、わずか13.3ポイント。1着順違えば変わるほどだ。この試合の勝敗だけで、レギュラーシーズンの行方が決まるわけではないが、接近しているライバルとの直接対決で敗れるケースが、最もその差に影響が出る。村上も魚谷も、一歩も引かないバトルになるのは承知の上だ。
激しい上下動を繰り返しながら、現在はリーグ2位まで上がったEX風林火山。プラスが300ポイントを超えたU-NEXT Piratesを追いかけるべく、松ヶ瀬隆弥(RMU)に先発が託された。豪快かつ繊細な麻雀は、今シーズンの3カ月半の実績で、しっかりとファンに浸透済み。頻繁に変わる髪型、髪色も含めて堪能したい選手だ。
リーグ最下位・TEAM雷電からは本田朋広(連盟)が出る。前回出場時は久々にトップを取り、チームに明るい話題を振りまいた。チームのマイナスは900近くもあり、1回のトップでは、まだびくともしないが、連続トップとなれば話は別。大きく引き離されたチームが起こす奇跡の逆転の可能性が高まれば、ファンもさらにテンションが上がる。
【2月1日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人32位 ▲403.7
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人6位 +198.1
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人19位 ▲25.1
TEAM雷電・本田朋広(連盟) 個人29位 ▲247.4
【1月31日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +333.4(68/90)
2位 EX風林火山 +198.4(66/90)
3位 渋谷ABEMAS +170.8(68/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +125.3(68/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +103.5(68/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲26.4(66/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲39.7(66/90)
8位 TEAM雷電 ▲885.3(66/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





