Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」2月4日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)。前回出場時に復調の兆しを見せたが、この試合で「魔王」の完全復活はなるのか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsPirates
圧倒的な攻撃力でMリーグでも大活躍してきた佐々木。例年スロースターターではあったが、今期はシーズン終盤に入っても本調子にならず、今なおマイナスポイントが3ケタもある。ただ、前回は強烈な倍満アガリもあり、健在ぶりを見せたばかり。チームメイトの滝沢和典(連盟)が一時戦線離脱する中、「タキヒサ」コンビとしてその穴も埋める勝利を得られるか。
太い腕をブンブン回して気合が入るのはEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)。前回出場時もトップを取り、個人成績3位はすっかりチームの柱だ。一時は数字が落ち込んだチームも、リーグ2位まで浮上し、首位復帰の可能性も出てきた。豪快な「松ヶ瀬キャノン」は、今夜も火を吹くか。
リーグ首位に立っているU-NEXT Piratesからはリーダー小林剛(麻将連合)が出る。チームメイトの瑞原明奈(最高位戦)が400ポイントを超えるプラスをたたき出して個人トップと絶好調。後は男性選手3人の状態が上がれば、セミファイナルシリーズはもちろん、ファイナルシリーズ進出、さらに2度目の優勝への道がどんどん明るくなる。
リーグ7位の赤坂ドリブンズの先発は鈴木たろう(最高位戦)。チームは▲74.5と、1日でプラス域に戻れるぐらいのマイナスでしかない。実質7チームから1チームをふるい落とすような展開になっているだけに、残り試合も少なくなる中、ターゲットにされるようなわかりやすいポジションからは早く抜け出したい。
【2月4日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦) 個人5位 +228.4
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人3位 +271
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人25位 ▲164.8
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合) 個人15位 +61.5
【2月3日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +333.4(68/90)
2位 EX風林火山 +221.4(68/90)
3位 渋谷ABEMAS +180.9(70/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +109.0(70/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +103.5(68/90)
6位 セガサミーフェニックス +36.9(70/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲74.5(68/90)
8位 TEAM雷電 ▲930.6(70/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





