どこまでポイントを積み重ねるのか。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」2月4日の第2試合でU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が2着となり、9試合連続連対とした。これでリーグ最多まであと2つと近づき、連対率は驚異の88.9%となっている。
直近の試合で2連勝と波に乗る瑞原はこの試合、序盤は大きなビハインドを背負うも、その後は跳満・満貫とツモってポイントを戻すことに成功。終わってみればこの日もしっかりとチームへ+8.6のポイントを持ち返った。試合後はファンから「よくとった2着だったね」「9連対って安定感やばいな」とその戦いぶりを称える声が殺到した。
連対記録と共に注目されるのが、これまでの平均着順だ。この試合終了時点で1.83。つまり、2着を取っても下がってしまうという異次元の強さを発揮している。またラス回避率も88.9%、勝利数は2位タイとこちらも際立っている。個人タイトルの行方はまだまだ混とんとしているものの、この抜群の安定感から大崩れする予兆すらない状況だ。
開幕前から瑞原は個人タイトルに関して「目標とする数字はない」としており、あくまで目指すのは2度目のチーム優勝だ。それでも瑞原にとって今期は、自身の記録尽くめとなるシーズンとなりうる可能性を秘めている。タイトル争いにおいて無欲の勝利となるか、残されたレギュラーシーズンはわずか20試合だ。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








