Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」2月7日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は1月18日以来、約3週間ぶりの出場となるU-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)。休養中に首位に浮上したチームを、さらに勢いづけることはできるか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvs雷電vsPirates
体調を考慮し、一時戦線離脱していた朝倉だが、その間は個人トップに立つ瑞原明奈(最高位戦)、リーダー小林剛(麻将連合)の2人がポイントを伸ばし、気づけばチームのプラスは400台まで増え、リーグ首位にも立った。ルール上は、この2人に任せきりでも問題はないが残り20試合のレギュラーシーズンだけでなくセミファイナルシリーズ、さらにファイナルシリーズと続く戦いを勝ち抜くには、やはりチーム全員の力が必要だ。
このU-NEXT Piratesの独走に待ったをかけようとするのがEX風林火山の松ヶ瀬隆弥(RMU)。個人4位に食い込む強豪で、軽いアガリから高打点の破壊力あるアガリまで、様々なパターンで加点する。今夜ファンが目にするのは繊細な松ヶ瀬か、それとも豪快な松ヶ瀬か。
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)は頼もしい仲間に恵まれ、大きな個人マイナスを抱えながらも、手が縮むことなく卓に向かえている。今期初勝利は年を明けてからになったが、あと少し何かが噛み合えば連勝も期待できる出来。チームの紅一点に満面の笑みが戻れば、近づく桜の開花ごろにはチーム状態も完璧になる。
チームも個人も苦しい状況にあるのがTEAM雷電・萩原聖人(連盟)。チームポイントでは7位に814.3ポイント差、セミファイナルシリーズ進出のボーダーとなる6位までは、967.5ポイント差もついてしまった。上の2チームを逆転するには、奇跡的な大連勝が必要だが、チーム4人は最後まで諦めず、ファンに闘志を見せ続ける。
【2月7日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人4位 +276.2
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人27位 ▲225.9
TEAM雷電・萩原聖人(連盟) 個人28位 ▲230.5
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) 個人11位 +99.6
【2月4日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +406.2(70/90)
2位 渋谷ABEMAS +180.9(70/90)
3位 EX風林火山 +172.6(70/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +121.3(70/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +109.0(70/90)
6位 セガサミーフェニックス +36.9(70/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲116.3(70/90)
8位 TEAM雷電 ▲930.6(70/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





