将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が2月8日に行われ、丸山忠久九段(51)と山崎隆之八段(40)が現在対局中だ。戦型は相掛かり風の出だしから角換わり模様になった。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 丸山忠久九段 対 山崎隆之八段
丸山九段は通称「羽生世代」の一人に数えられ、名人2期・棋王1期のタイトル歴がある実力者。戦型としては角換わりを得意とし、後手番からの「一手損角換わり」はスペシャリストの域だ。対局の休憩時にはボリュームたっぷりの食事を注文することで知られ、また好んで食べるカロリーメイトについてはCMに出演したことがある。
山崎八段は独特の指し回しが特徴と言われる棋士で、今期は40歳で初のA級参戦。惜しくも降級が決まってはいるが、他棋戦でも第一線で活躍している。また飾らない性格とユーモアある発言から、ファンの間では「山ちゃん」と呼ばれ、時折自虐を交えるトークで笑いを誘うことも多い。
叡王戦の本戦トーナメントは段位別の予選を勝ち抜いた12人と前期ベスト4以上の4人、合計16人で行われ、優勝者が藤井聡太叡王(竜王、王位、棋聖、19)への挑戦権を得る。
持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は丸山九段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
【昼食の注文】
丸山忠久九段 銀だら西京焼き弁当×2 山崎隆之八段 銀だら西京焼き弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
丸山忠久九段 2時間1分(消費59分) 山崎隆之八段 2時間8分(消費52分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)