将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が2月10日に行われ、藤井猛九段(51)と斎藤慎太郎八段(28)が現在対局中だ。戦型は藤井九段が四間飛車、斎藤八段が居飛車の対抗形になった。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 藤井猛九段 対 斎藤慎太郎八段
藤井九段は、通称「羽生世代」と呼ばれる強豪棋士が揃った世代に属する実力者の一人。振り飛車のオリジナル戦法「藤井システム」を駆使して、竜王のタイトルを3期獲得した。放送対局やイベントでの解説時には、ユーモアに富んだトークも持ち味で、「てんてー」の愛称で親しまれファンも多い。
斎藤八段は、正統派の居飛車党で最後まで諦めない粘りと、詰将棋で培われた終盤力には定評がある。整ったルックス、上品な話し方などから「西の王子」とも呼ばれ、棋士間の評判も高い。順位戦A級では大活躍し、今期は8戦全勝で最終局を前に2期連続での名人挑戦を決めたばかりだ。
叡王戦の本戦トーナメントは段位別の予選を勝ち抜いた12人と前期ベスト4以上の4人、合計16人で行われ、優勝者が藤井聡太叡王(竜王、王位、棋聖、19)への挑戦権を得る。
持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
【昼食の注文】
藤井猛九段 銀だら西京焼き弁当 斎藤慎太郎八段 銀だら西京焼き弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井猛九段 1時間58分(消費1時間2分) 斎藤慎太郎八段 2時間3分(消費57分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)