Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」2月10日の第1試合に出場する4選手を発表した。各チーム残り20試合を切り、いよいよ上位6位までのセミファイナルシリーズ進出争いが激化する。注目となるのはボーダーラインのすぐ上になる6位近辺の攻防。現在5位のセガサミーフェニックスと6位のKONAMI麻雀格闘倶楽部の直接対決だ。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvs雷電
現在、ボーダーラインの下にいる7位の赤坂ドリブンズは▲92.4。5位のセガサミーフェニックスが+64.5、6位のKONAMI麻雀格闘倶楽部が+56.4と、この2チームは僅差だ。1つ順位が違えばレギュラーシーズン敗退となる6位にいるのと、間に1つチーム入る5位とでは、戦っている選手の心境も戦い方もまるで変わってくる。セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)という女性選手同士の対決は、チーム浮沈の鍵を握る大事な一戦だ。
2位のEX風林火山は、後続に足を引っ張られないように、とにかく突き抜けてしまいたい。残り試合が少なくなるほど、飛び抜けたチームへのマークは薄くなり、ボーダー付近のチームにより競り合いが激しくなる。松ヶ瀬隆弥(RMU)の役割は、とにかく争いの渦から少しでも離れるためのポイントを稼ぐことだ。
逆に少しでも渦を大きくして、波乱を巻き越したいのが最下位のTEAM雷電。マイナスは1000ポイント目前まで積み重なり、セミファイナルシリーズ進出はかなり厳しい状況にもなっている。ただ、このチームとの戦い方が他のチームにとっても重要になるところ。瀬戸熊直樹(連盟)も個人順位がブービーまで落ち込んだだけに、とにかく意地を見せたい。
【2月10日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人2位 +337.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人25位 ▲209.4
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人6位 +161.5
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人31位 ▲312.7
【2月8日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +315.3(72/90)
2位 EX風林火山 +299.5(72/90)
3位 渋谷ABEMAS +194.3(72/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +140.0(72/90)
5位 セガサミーフェニックス +64.5(72/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +56.4(72/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲92.4(72/90)
8位 TEAM雷電 ▲997.6(72/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





