さまざまな意味を持つ、重要な一戦だ。4月2日に開催されるRISEのビッグイベント・国立代々木競技場第一体育館大会。ここで那須川天心がRISEラストマッチを行なう。デビューしたリングとの「お別れ」となる記念すべき場。そこで那須川と対戦することになったのは、同じTEPPEN GYMの風音だ。
 風音は昨年の53kgトーナメントで、ほぼ“無印”の下馬評から優勝。しかも1回戦で江幡睦、準決勝で政所仁、そして決勝で志朗と強豪を立て続けに下している。RISEの伊藤隆代表も「実績は間違いない」と太鼓判を押す。もともと、風音自身がトーナメント優勝直後に対戦をアピールしており、9日の会見ではこう意気込みを語った。