数少ないレフティー雀士が、語呂合わせの日に躍動だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」2月10日の第2試合、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)が今期5勝目を挙げ、1月18日以来となる快勝に上機嫌でインタビューに登場した。またこの勝利でチームは+126.4とスコアを3ケタに乗せ、敗退ラインから大きく離れることに成功した。
この試合の対局者はTEAM雷電・黒沢咲(連盟)、EX風林火山・勝又健志(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、近藤の並びで開始した。第1試合で“孝行娘”の茅森早香(最高位戦)が2着、近藤もポイントを手にしたいところだが、東場の配牌は非常に苦しく、リーチまで進められない手が続いた。
試合開始時点で近藤のリーチ率はわずか0.16、32人中31位と落ち込んでおり、その流れを変えたいところ。近藤はライバルの攻めに耐え、足を貯める。南1局、近藤はようやく一番手と呼べる配牌を手にすると、ターツ選択を見事に正解して先制リーチ。これをツモってリーチ・ツモ・平和・赤・裏ドラの8000点のアガリとした。
これで“風”が変わったか、近藤は次局もリーチで2600点のアガリを決めた。南3局は勝又へ放銃となるも、親番の南4局はドラ8筒を重ねて5巡目に先制リーチ。リーチ・ツモ・赤・ドラ2の1万2000点の加点に成功した。南4局1本場は終盤にテンパイを崩し、ノーテンで流局。逆転で今期5勝目を手に入れた。
インタビューで近藤は、少し間隔の空いたこの勝利に「いやあ、久しぶりで、嬉しかったですね!Mリーグ自体も2週間ぶりでしたしね。ご無沙汰してます」と笑顔を見せて挨拶。「レフトの日」に話題が移ると「そうなんですよ。験がいい感じですかね。なんかやっぱり、そういうの(相性の良い日が)ありますか?」と逆にインタビュアーへ問いかけ「いい風呂の日(11月26日)はトップだった気がしますけど。お尻の日(11月4日)はダメだったのかな?まあ、いろいろありますわね」と1人で納得した様子だった。
試合内容については「東場はいつも通りの配牌でしたけどね。ここんところ、ずっとあんな感じで『今日もこんな感じなんだな。人生、先行き暗いな』とか思いながら」と笑いを誘った。南1局の満貫に話が変わり、ターツ選択を正解させた場面についてはその根拠を明解に語り、満足げ。ファンに向けての締めのメッセージには「これからも頑張ります!」と簡潔に一言。そして上機嫌のまま決めポーズ。これに視聴者は「こういう笑顔はホッとするわw」「絶好調やな!」「誠ちゃん大好きだわ」と多数のコメントを送っていた。
日帰り温泉好きで知られる近藤。その記憶の通り、昨期(2020シーズン)の「いい風呂の日」11月26日にトップを獲得している。「レフトの日」に験担ぎに成功した近藤は一時の絶不調を抜け、ご機嫌な「夢芝居」の立ち振る舞いを披露した。シーズンは佳境、ライバルチームからは脅威の存在となりそうだ。
【第2試合結果】
1着 セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)3万8800点/+58.8
2着 EX風林火山・勝又健志(連盟)2万9400点/+9.4
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)1万9800点/▲20.2
4着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)1万2000点/▲48.0
【2月10日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +315.3(72/90)
2位 EX風林火山 +253.7(74/90)
3位 渋谷ABEMAS +194.3(72/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +140.0(72/90)
5位 セガサミーフェニックス +126.4(74/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +120.7(74/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲92.4(72/90)
8位 TEAM雷電 ▲1078.0(74/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








