2021年3月、名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)で体調を崩し、病院に行きたいと繰り返し訴えていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が亡くなった。
死の間際に口にした「なんで見えない」という言葉。彼女は何を伝えようとしたのか。(メ~テレ制作 テレメンタリー『なんで見えない〜名古屋入管で起きたこと〜』より)
※この作品は、10月31日にテレビ朝日系列で放送されたものです。
2017年6月、日本語を学ぶため留学生として来日したウィシュマさん。通っていた日本語学校の校長は「大人しめで、真面目。生活態度は問題なかった。ゆくゆくは国に戻って、日本語と英語の語学学校を始めたいというような就学理由になっていた」と振り返る。