指先にこもる力が、牌の絵柄も変えてしまいそうだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」2月14日の第1試合、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)がフリテンの倍満をテンパイ。粘りに粘ってたどり着いたチャンスに、ツモに懸ける太い指が震え、その様子に視聴者が大いに共感、盛り上がりを見せた。
東2局1本場、松ヶ瀬は赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)のリーチに回し打ちをして、終盤にタンヤオ・チンイツ・ドラ2の倍満をテンパイ。そして16巡目、牌を“ブルブル”と震える太い指で引き寄せて、さらにそれをめくって視聴者へ見せたのはアガリ牌の6筒。見事に倍満をアガリ切った。
ツモアガリの瞬間、実況の日吉辰哉(連盟)は「わー!ツモった!倍満!」と絶叫。またリーチを受けた後の打ち筋にも言及して「土田さん、これ發切らなかったらアガれないんじゃないですか!」と問いかけると、解説の土田浩翔(最高位戦)も「そうです」と一言。技ありのアガリに声も出ない、というところだった。
トッププロが思わず震えてしまう、渾身のこのアガリを目撃した視聴者は「松ヶ瀬プロすごおおお!」「流石に震えてたな」「オーマイゴー!!!」「ぷるぷる」「これは繊細なる超巨砲」とコメントを連投し、白熱した戦いに、より一層引き込まれた様子だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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