Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」2月17日の第1試合に出場する4選手を発表した。レギュラーシーズンも残り14試合と終盤に入った中、この日の4チームはリーグ順位が3~6位の直接対決。セミファイナルシリーズ進出となる6位以内を死守するために、少しでも順位を上げておきたい。
【中継】大和証券Mリーグ サクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsABEMASvsフェニックス
渋谷ABEMASはリーグ3位だが、一時トップに立ったところから2ランクダウンしたばかり。すぐに再び首位に戻れる程度のポイント差だが、逆にさらに減らすようだと、途端にボーダーラインの恐怖が近づいてくる。チームの癒やしキャラ・日向藍子(最高位戦)はマイナスポイントが2ケタまで減っただけに、チームのために、個人のために、ここでも1勝が欲しい。
リーグ4位のセガサミーフェニックスも、ポイント状況は渋谷ABEMASとほぼ同じ。プラスポイントが200台を維持できれば、最終盤に連敗があっても逃げ切れる。魚谷侑未(連盟)の役目は、大きなマイナスを叩かず、少しでもプラスを稼いで試合を消化できれば十分だ。
リーグ5位・KONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まり(連盟)も、大きなマイナスを背負っていたところから、確実に復調してきている。アガリに向けて時間がかかっても、放銃を回避しながら打ち回す作戦が成功し、大きな打点にもつながった。ブンブンと腕を振り回すだけではない麻雀が、今夜もうまくハマるか。
上位にいるチームをまとめて叩くチャンスとも言えるのが、KADOKAWAサクラナイツ。先発は堀慎吾(協会)に託した。ラスを引くようだと、ついにチームポイントがマイナスに転落し、7位の赤坂ドリブンズのやる気を引き出してしまう。むしろ追いかける気を失わせるように、まとめてポイントを稼ぎ、突き放したい。
【2月17日第1試合】
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会) 個人13位 +79.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人23位 ▲145.1
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人21位 ▲90.9
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人19位 +7.5
【2月15日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +312.7(76/90)
2位 EX風林火山 +281.1(76/90)
3位 渋谷ABEMAS +236.6(76/90)
4位 セガサミーフェニックス +225.4(76/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +129.4(76/90)
6位 KADOKAWAサクラナイツ +39.3(76/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲139.7(76/90)
8位 TEAM雷電 ▲1104.8(76/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





