望外の裏ドラに、苦労が報われた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」2月17日の第2試合、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)がトップを獲得し、昨年11月22日となる同日2勝を果たした。試合後は裏ドラの幸運に恵まれたことを大いに喜び、またライバルでもある白鳥翔(連盟)との卓外バトルでも完勝した。
この試合はセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)の並びで開始した。堀は序盤、伊達の3局連続リーチなどに苦しめられた。それでも東3局、マンズの染め手に向かうと12巡目にカン二万をテンパイ。これを茅森からアガってホンイツ・南・中の8000点、反撃の口火を切った。
東4局の親番では、試合後に解説・土田浩翔(最高位戦)も「これは大きかった」と絶賛した三色同順・赤の5800点を加点してトップ目に立つ。5巡目に七万をリャンメンチー、7索の片アガリという速攻が功を奏した。その後、伊達に再逆転を許してしまうが、南4局に平和のみの手をリーチすると「1枚乗ってほしかった」と願ったこの手に望外の裏ドラ2枚が乗る。リーチ・ツモ・平和・裏ドラ2の1万2000点をゲットして、この試合をトップで終了した。
この勝利に堀は「白鳥さんにあんまり勝ったイメージがなかったんで。『すごい下振れてるな』と、対白鳥戦に関して思ってたんで、今日は本当に良かったなと思っています」と真顔で語ると、これに舞台袖の白鳥は悔しそうに苦笑い。また視聴者もこの“舌戦”には盛り上がりで「いいぞ!もっとやれwww」「この人たちおもろいw」「これからもバチバチにやってくれ」「このプロレスがいいんだ!」と声援を飛ばした。
決定打となった南4局の親満貫について堀は「アガれるだろうと思っていたんですけど、重要なのは裏ドラだったんですよ。裏(ドラ)1をめちゃくちゃ願ってたんですよ。『裏1お願い!』って願って裏々だったあの瞬間。麻雀、やめられないですよね、最高でした」と振り返った。さらに南1局、茅森のドラポンと白鳥のチンイツ仕掛けで目まぐるしい展開となり、手元の中を鳴かなかった場面は「対面に座ってたヤツがめちゃくちゃ遠いホンイツみたいなところから(ドラを)切ったんですけど、本当にやってくれるなと思って。ここで茅森さんに4000オールとか引かれると一気に上、並んでしまうので、別に白鳥さんならアガられても問題ないだろ、くらいに思って」と説明。この“口撃”にまた苦笑いする白鳥が画面に映し出され、コメントも「煽りスキルたっかwwww」「もう2人で映ったら」と沸き立った。
ライバルに完勝を収めた堀だが、最後は「仲は全然良いですよ。負けたくない、白鳥だけには負けたくないという気持ちで常に打っています」と相手にフォローもキッチリ。今後も両者の卓外バトルも含めたぶつかり合いに、視聴者から注目が集まりそうだ。
【第2試合結果】
1着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)4万1200点/+61.2
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)3万2100点/+12.1
3着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)1万6800点/▲23.2
4着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)9900点/▲50.1
【2月17日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +312.7(76/90)
2位 EX風林火山 +281.1(76/90)
3位 渋谷ABEMAS +193.9(78/90)
4位 セガサミーフェニックス +181.8(78/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +160.7(78/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +94.3(78/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲139.7(76/90)
8位 TEAM雷電 ▲1104.8(76/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







