将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント準決勝が2月23日に行われ、永瀬拓矢王座(29)と稲葉陽八段(33)が午前10時から対局を開始した。勝者は同日午後に行われる決勝に進出する。
永瀬王座は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:5期)、順位戦A級(A級:1期)。タイトルは叡王1期、王座3期の通算4期で、棋戦優勝は2回。現在は、棋王戦五番勝負で渡辺明棋王(名人、37)に挑戦中だ。将棋に対するストイックな姿勢は、多くの棋士からも驚きと尊敬の眼差しを向けられている。
稲葉八段は、2008年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:6期)、順位戦B級1組(A級:5期)。名人挑戦経験があり、棋戦優勝は銀河戦、NHK杯テレビ将棋トーナメントで各1回。居飛車党で、受けからのカウンターにも定評がある。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は永瀬王座。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






