リング下でレジェンド2人によるプロレスの未来への期待を込めたエール。1・8「新日本vsノア」対抗戦で武藤敬司と棚橋弘至が密かに交わした会話の内容が、武藤自らの告白で明らかになった。
2月23日、愛知・名古屋国際会議場のイベントホールで開催されたプロレスリング・ノア「GAIN CONTROL 2022 in NAGOYA」のスペシャル・ゲスト解説として武藤が登場。「新日本vsノア」の対抗戦のタッグマッチで対戦した棚橋とリング下で交わした秘話を披露した。
現在、股関節の負傷で長期離脱中の武藤がリモートでのゲスト解説として出演。潮崎豪、清宮海斗、稲葉大樹と拳王、船木誠勝、征矢学の6人タッグマッチ戦で、1月8日の「WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ」で、新日本のオカダカズチカ、棚橋組に挑んだタッグパートナーの清宮海斗について言及した。
拳王と清宮のスピード感溢れる攻防を目にした武藤は「（清宮は）成長していますよ。あの新日本プロレスとの対抗戦にしたって凄いいい動きをしていた。一番いい動きをしていたよ」とベタ褒め。最後オカダのレインメーカーに沈み涙を流した清宮に対して「泣いたり感情も見えたり、一番重要なことじゃない」と語った。
さらに象徴的なフィニッシュシーンとして話題となった、花道にどっしり座り見守っていた武藤と棚橋の“あの時の会話”についても言及。
「棚橋とオレが座っていたところがニュースになったけれど…あのとき実はね、棚橋にね“どうだ清宮いいか？ いいだろ？” っていう感じで話かけたら”いいですね”って棚橋も言ってたんだよ」と、リング下で交わした“清宮評”を明かした。
棚橋はかつて武藤の付き人を務めた師弟関係の間柄。視聴者も「おお、そんな会話が」「これは良い裏話」「これは今日一番の武藤発言」「タナも認めたか」と死闘のあとに交わされた秘話エピソードに盛り上がっていた。
