逃げ切りなるか、KONAMI麻雀格闘倶楽部 滝沢和典の立ち回りに注目/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」2月25日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はKONAMI麻雀格闘倶楽部の滝沢和典(連盟)。チームはリーグ6位と、セミファイナルシリーズ進出のボーダーラインのすぐ上にいる。後続を振り切るようなトップを取れるか。

【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsABEMASvsPirates

 KONAMI麻雀格闘倶楽部と、リーグ7位の赤坂ドリブンズとの差は325.8ポイント。直接対決でトップラスとなると両チーム間に100ポイントほど変動が起こり得るため、この差は3試合分のセーフティーリードと言えるだろう。今日を終えれば残りは8試合。滝沢がトップを取り、400ポイント差にでもなれば、いよいよ安心して残り試合を消化できることだろう。

 リーグ4位の渋谷ABEMASも、セミファイナルシリーズ進出はほぼ安泰だが、先の戦いを見据えてポイントは伸ばしたい。セミファイナルは、レギュラーシーズンの上位4チームが最終日で戦うため、条件戦では有利になる。ポイントだけでなく最後まで順位にこだわる勝負となる中、白鳥翔(連盟)はどこまで前に出て戦うか。

 リーグ2位のU-NEXT Piratesは小林剛(麻将連合)が出場する。チームメイトの瑞原明奈(最高位戦)が個人スコアでトップと絶好調で、これを支える役割を果たしているのが小林。他のチームメイトが体調不良で離脱していた際も、2人で踏ん張ってきた。既にセミファイナル進出は濃厚で、あとは少しでも多くのポイントを次の戦いに持ち越したい。

 リーグ1位のEX風林火山の先発は二階堂瑠美(連盟)。チームメイト3人の活躍もあり、400を超えるプラスが積み上がっているが、瑠美個人としては▲232.9。Mリーグ1年目で苦戦が続いている。連覇のためには、これから続く短期決戦で一人でも多く好調選手が生まれることが必要。今のうちに、この後の戦いに向けて勢いをつけられるか。

【2月25日第1試合】

EX風林火山・二階堂瑠美(連盟) 個人25位 ▲232.9
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟) 個人4位 +291.6
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人14位 +68.3
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合) 個人13位 +88.6

【2月24日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +415.2(80/90)
2位 U-NEXT Pirates +343.0(80/90)
3位 セガサミーフェニックス +246.7(82/90)
4位 渋谷ABEMAS +199.0(80/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +174.2(82/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +134.6(80/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲191.2(82/90)
8位 TEAM雷電 ▲1341.5(82/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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