Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」3月1日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人成績でトップ3に入っているうちの2人による直接対決。レギュラーシーズン突破を目指す争いも最終盤に入る中、MVP争いも1試合の重みが非常に大きくなっている。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvsABEMASvs雷電
現在、個人2位はEX風林火山の松ヶ瀬隆弥(RMU)、個人3位がKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)。2人とも300を超すプラスポイントを持っているが、現在1位はU-NEXT Piratesの瑞原明奈(最高位戦)で+427.9。2人が瑞原に追いつくためには、それぞれあと2勝分が必要と言える。チーム全体でも残り8試合で、あと1勝で個人トップに躍り出るような状況が作れれば、チームも快くMVPを取りに行けと送り出してくれるだろう。
リーグ3位の渋谷ABEMASからは日向藍子(最高位戦)が出場する。過去、全てのステージにおいて、マイナスで終えたことがない日向は、現在▲110.4と3ケタマイナス。1試合でさっぱり完済するには少し大きすぎるが、トップ2回ならすっきりマイナスを消して、次のステージに向かうことができる。常にチームのために戦う日向だが、ここは個人として戦いにこだわりたい。
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)は、トップから長らく遠のき、ついに個人成績も最下位の32位、ポイントもマイナスが400を超えてしまった。長いプロキャリアの中でも最悪のシーズンと言えるほどの大不振だが、これまで支えてきてくれたファンのために、少しでも戦う姿勢を見せたい。
【3月1日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人2位 +347.5
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人3位 +323.7
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人21位 ▲110.4
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人32位 ▲417.9
【2月28日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +332.3(82/90)
2位 U-NEXT Pirates +313.1(84/90)
3位 渋谷ABEMAS +285.5(82/90)
4位 セガサミーフェニックス +268.4(84/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +178.6(84/90)
6位 KADOKAWAサクラナイツ +174.2(82/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲230.6(84/90)
8位 TEAM雷電 ▲1341.5(82/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





