いきなりのことに、実況・解説・ファンも呆然だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021-22」3月3日の第2試合終了後、トップでインタビューを受けていたセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)が、チームメイトの名前を絶叫。視聴者や実況・解説が爆笑の渦に巻き込まれる一幕があった。
この試合、6万点を超えるトップ獲得も「物足りない」と語り、ポストシーズンに向けて「勝ちまくるだけです」と気合いの入った言葉を並べていた近藤。ファンへの一言を述べる段となって突然「この場を借りて…」と神妙な面持ちになり「“3人娘”がみんないなくなっちゃったんですよ」と語り始め、この日に登板のなかった魚谷侑未(連盟)、茅森早香(最高位戦)に加えて第1試合に出場していた東城りお(連盟)すら控室から消えたことを明かした。
「帰っちゃったんじゃないんです、家出しちゃったんで。ここでちょっと呼びかけて良いですか?」とリポーターに許可を取ると、手を大きく上げて「さやかー!ゆうみー!りおー!お父ちゃん待ってるからね!」と絶叫した。突然の寸劇に周りもあ然としてしまい、やや間が合ってから「セガサミーフェニックス」とぼそっと口にして決めポーズ。「大丈夫ですか?」と自らツッコミを入れてインタビューは終了した。
この一幕に視聴者は大ウケして「すまん腹痛いwww」「3人娘家出www」「なんのコントやw」「飲んでるやろw」「本当誠一さんいい人!待ってるぞおおお!笑」とコメントが殺到した。
この日は近藤らしい独特のアガリを何度も見せ、見る者を興奮させたが、インタビューでもまさに自由自在だ。解説の渋川難波(協会)は「打ち筋もそうですけど、インタビューもやりたい放題でしたね」とあっけに取られた様子だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








