力強い熱風が最後まで吹き続けた。「第1回ABEMA師弟トーナメント」の決勝戦、チーム鈴木とチーム畠山の対戦が3月5日に放送され、フルセットの末にチーム畠山がスコア3-2で勝利、初代No.1師弟の座に輝いた。畠山鎮八段(52)、斎藤慎太郎八段(28)ともに1勝1敗で、スコア2-2となった最終第5局では、大方の予想に反して畠山八段が出場。チーム鈴木の梶浦宏孝七段(26)に劇的な逆転勝利を収めて栄冠を手にした。勝った本人も「びっくりしています」と語った決勝戦は、ファンを感動させる名勝負で幕を閉じた。