Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021-22」3月7日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はKADOKAWAサクラナイツの沢崎誠(連盟)。チームはレギュラーシーズン突破を、ほぼ手中に収めている中、リーグ最年長選手が個人タイトルを狙って、堂々と初戦から登場する。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvsABEMASvsPirates
沢崎はシーズン中に67歳の誕生日を迎えた最年長選手。ただその打ち筋は、渋さや老獪という言葉よりも、迫力や若さの方が目立つ。ゆったりとしたフォームから、気合を込めてリーチを打つ様子は迫力満点だ。首位を走るU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)との差は82.3ポイント。特大トップを取れば一発で追いつき、さらには逆転も可能だ。
個人5位につけているEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)にも、まだ大逆転でのMVPの可能性がある。今シーズンがMリーグデビュー年とは思えないほど大車輪の活躍で、この試合が28試合目となる。特徴的な髪色でも目を引く存在だが、豪快さと繊細を併せ持つ打ち回しも、十分にド派手だ。
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)は、チーム首位のポイントをどこまで伸ばせるかが目標。少なくとも、セミファイナルシリーズで最終日に戦える権利を得る4位以内は確保しなければいけない。序盤にポイントを得られれば、あとは無理にトップを狙うことなく、局の消化を優先させることも考えるだろう。
リーグ3位・渋谷ABEMASの日向藍子(最高位戦)も、リーグ順位の維持が第一目標。大きなマイナスを叩いて、5位転落だけは避けたいところ。もともと守備力には定評があるタイプで、無理にポイントを奪いにいかなければ、箱を割るラスということも起きにくい。
【3月7日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人5位 +272.1
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人2位 +345.6
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人23位 ▲142.0
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) 個人13位 +70.0
【3月4日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +302.0(86/90)
2位 セガサミーフェニックス +301.0(86/90)
3位 渋谷ABEMAS +245.0(86/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +243.6(86/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +196.0(86/90)
6位 EX風林火山 +176.9(86/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲274.2(86/90)
8位 TEAM雷電 ▲1210.3(86/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





