藤井聡太竜王、最終局で初のA級入り決めるか 佐々木勇気七段と対局開始/将棋・順位戦B級1組
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 将棋の順位戦B級1組の最終13回戦が3月9日に行われ、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖、19)と佐々木勇気七段(27)が午前10時から対局を開始した。現在、9勝2敗で同組トップに立つ藤井竜王は、本局に勝利すれば初のA級昇級が決定。また、同日に対局している稲葉陽八段(33)、千田翔太七段(27)のいずれか1人でも敗れると、その時点で昇級が決まる。

【中継】順位戦 B級1組 13回戦 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段

 藤井竜王は、2016年10月に四段昇段。第34期竜王(1組以上:1期)で、順位戦B級1組。タイトルは通算7期で棋戦優勝は5回。現在最多の五冠保持者で、棋士の序列でも1位。通算勝率でも8割を超え、タイトル戦などが多かった今年度も63局で51勝12敗、勝率.8095という圧巻の成績を残している。

 佐々木七段は、2010年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:2期)、順位戦B級1組。棋戦優勝は、加古川青流戦で1回。佐々木七段もデビュー以来、高い勝率を維持し、通算では.6598をマークしている。

 両者の対戦は過去に3回あり、藤井竜王が2勝1敗とリード。初対決は、藤井竜王が四段時代にデビュー以来の29連勝中で、これを止めたのが佐々木七段ということで大きな話題となった。

 持ち時間は各6時間で、先手は佐々木七段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

◆藤井聡太竜王、A級昇級への条件 ※上位2人までが昇級

<1>藤井聡太竜王が勝利 → 10勝2敗の首位でA級昇級。
<2>藤井聡太竜王が敗北 → 9勝3敗で終了。稲葉陽八段、千田翔太七段のいずれか、もしくは両方が敗北でA級昇級。
<3>藤井聡太竜王が敗北 → 9勝3敗で終了。稲葉陽八段、千田翔太七段ともに勝利した場合は、3人が9勝3敗で並ぶものの前年順位を元にした順位で稲葉八段、千田七段がA級昇級。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】順位戦 B級1組 13回戦 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段
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【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継
【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継
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