稲葉陽八段、勝てばA級復帰の一局 郷田真隆九段と「相掛かり」の出だしに/将棋・順位戦B級1組 将棋稲葉陽 2022/03/09 12:26 拡大する 将棋の順位戦B級1組の最終13回戦が3月9日に行われ、郷田真隆九段(50)と稲葉陽八段(33)が現在対局中だ。13人参加のリーグ戦で、稲葉八段は現在2番手の8勝3敗。本局に勝利すれば、昇級枠の上位2人に入ることが決まり、A級復帰となる。戦型は相掛かりになった。【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継 B級1組は、初参戦の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)が前日までに9勝2敗で単独トップ。昇級争いは、これを追う8勝3敗の稲葉八段と、千田翔太七段(27)の3人に絞られている。前年の成績をもとにした順位で稲葉八段は千田七段を上回るため、この日稲葉八段、千田七段がどちらも勝利したとしても、稲葉八段が優先されるため昇級が決まる。逆に敗れた場合には、千田七段の敗北が昇級条件となる。 続きを読む