将棋の順位戦B級1組の最終13回戦が3月9日に行われ、郷田真隆九段(50)と稲葉陽八段(33)が現在対局中だ。13人参加のリーグ戦で、稲葉八段は現在2番手の8勝3敗。本局に勝利すれば、昇級枠の上位2人に入ることが決まり、A級復帰となる。戦型は相掛かりになった。
B級1組は、初参戦の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)が前日までに9勝2敗で単独トップ。昇級争いは、これを追う8勝3敗の稲葉八段と、千田翔太七段(27)の3人に絞られている。前年の成績をもとにした順位で稲葉八段は千田七段を上回るため、この日稲葉八段、千田七段がどちらも勝利したとしても、稲葉八段が優先されるため昇級が決まる。逆に敗れた場合には、千田七段の敗北が昇級条件となる。
注目の一局は、プロの間でも研究が進んでいる相掛かりからスタート。昼食休憩までに30手目まで進行し、形勢は互角だ。
持ち時間は各6時間で、先手は稲葉八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
郷田真隆九段 肉南ばんそば 稲葉陽八段 中華そば・大盛り
【昼食休憩時の残り持ち時間】
郷田真隆九段 5時間24分(消費36分) 稲葉陽八段 4時間49分(消費1時間11分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)