藤井聡太竜王、最終局でA級入りなるか 勝てば昇級の一局の形勢互角 昇級争いが白熱中/将棋・順位戦B級1組
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 将棋の順位戦B級1組の最終13回戦が3月9日に行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)と佐々木勇気七段(27)が現在対局中だ。午後9時を過ぎた時点で55手目まで進行し形勢は互角も、残り持ち時間では佐々木七段が1時間以上リードしている。藤井竜王は本局に勝利すれば初のA級昇級だが、敗れた場合には稲葉陽八段(33)、千田翔太七段(27)の勝敗によって昇級できるか否かが決まる。

【中継】順位戦 B級1組 13回戦 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段

 藤井竜王は、前日までに9勝2敗で単独トップ。本局に勝利すれば、同組トップでA級行きを決める。敗れた場合、稲葉八段と千田七段、いずれか1人でも敗れると、昇級条件の上位2人に入るため昇級となるが、2人とも勝利した場合には、3人が9勝3敗で並ぶが、前年成績をもとにした順位で2人が優先されるため、藤井竜王は「頭ハネ」を食らう形で、昇級を逃す。

 午後9時時点で、昇級に関わる対局は全て行われており、ABEMAの中継で用いられる「SHOGI AI」による勝率表示では、藤井竜王が63%、稲葉八段が63%、千田七段が55%となっている。持ち時間各6時間の順位戦は、対局によって日付をまたぐことも珍しくなく、3局全てが終わるにはまだ数時間かかる見込みだ。

◆藤井聡太竜王、A級昇級への条件 ※上位2人までが昇級

<1>藤井聡太竜王が勝利 → 10勝2敗の首位でA級昇級。
<2>藤井聡太竜王が敗北 → 9勝3敗で終了。稲葉陽八段、千田翔太七段のいずれか、もしくは両方が敗北でA級昇級。
<3>藤井聡太竜王が敗北 → 9勝3敗で終了。稲葉陽八段、千田翔太七段ともに勝利した場合は、3人が9勝3敗で並ぶものの前年順位を元にした順位で稲葉八段、千田七段がA級昇級。

【午後9時時点での形勢】※SHOGI AIによる勝率(%表示)

藤井聡太竜王 50% - 佐々木勇気七段 50%
稲葉陽八段 63% - 郷田真隆九段 37%
千田翔太七段 55% - 木村一基九段 45%

【午後9時時点での残り持ち時間】

藤井聡太竜王 53分(消費5時間7分) 佐々木勇気七段 1時間56分(消費4時間4分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】順位戦 B級1組 13回戦 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段
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【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継
【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継
【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継

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