Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021-22」3月10日の第1試合に出場する4選手を発表した。今日と明日の2日間で、全8チームが長いレギュラーシーズンも終わりを迎える。注目されるのが、セミファイナルシリーズの最終日を戦える権利を得る上位4位までに入る争い。各選手、条件を見ながら打ち筋が変わりそうだ。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsABEMASvsフェニックス
リーグ2位の渋谷ABEMASからはエース多井隆晴(RMU)が出場する。数々のタイトルを獲得してきた「条件戦の鬼」だからこそ、対局者に思惑が出るこの状況は絶好だ。今期もレギュラーシーズンのプラスをさも当然のように積み上げており、この試合でも役者が違うと言わんばかりにポイントを持って帰りたい。
リーグ3位のセガサミーフェニックスは、魚谷侑未(連盟)が先発する。5位のKONAMI麻雀格闘倶楽部とのポイント差を見ながら、押すべきところは推し、引くべきところは引く、という戦い方が求められる。無理に前に出ず、現状維持を目指すことも魚谷レベルの打ち手であれば十分に可能だ。
一発、大きな花火を打ち上げたいのがEX風林火山・二階堂瑠美(連盟)。チームはリーグ6位で、3シーズン続いていた「前年優勝チームのレギュラーシーズン敗退」というジンクスはついに打破できそうだが、目標とするところはリーグ初の連覇。少しでもポイントを稼いで、次の戦いを楽にしたい。
リーグ7位の赤坂ドリブンズからは、丸山奏子(最高位戦)が久々に出場する。1月までに自己最多の11試合に出場しながら、2月は1試合も出番なし。先輩3選手が逆転でのセミファイナル進出を目指したが、数字の上では奇跡に奇跡を重ねるほどの差がついてしまった。ファンからも出場を待ち望む声は多かっただけに、ここで蓄えてきた力を一気に解放できるか。
【3月10日第1試合】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦) 個人15位 +61.3
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟) 個人27位 ▲279.8
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU) 個人8位 +189.5
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人19位 ▲42.2
【3月8日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +300.8(88/90)
2位 渋谷ABEMAS +289.0(88/90)
3位 セガサミーフェニックス +270.7(88/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +248.0(88/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +211.2(88/90)
6位 EX風林火山 +129.7(88/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲256.4(88/90)
8位 TEAM雷電 ▲1213.0(88/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
Mリーグ 日程
-
二階堂亜樹
勝又健志 -
浅見真紀
園田賢 -
醍醐大
醍醐大 -
白鳥翔
多井隆晴





