大逆転KO、金星に号泣 拒否する元王者に無理やりハグで賛否「負けた方の気持ちも考えて」
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 元チャンピオンを相手に、伏兵がよもやの大逆転KOで大金星。レフェリーストップの裁定に対する不満を腕立て伏せパフォーマンスで露わにした敗者に、勝者が無理やりハグを求め、さらに大号泣したことを受け、あまりにも自分中心的な喜び方に解説が「負けた方の気持ちも考えて」と苦言を呈する場面があった。

【映像】大逆転KO、嫌がる元王者に号泣ハグ

 3月11日にシンガポールで開催されたONE Championship「ONE: LIGHTS OUT」でエイドリアン・マティス(インドネシア)と元ONEストロー級世界王者アレックス・シウバ(ブラジル)が対戦。試合は2ラウンド開始直後、鮮やかなワンツーを放ったマティスが元王者をKOし、逆転で大金星を手にした。その後、感情を爆発させたマティスは裁定に納得いかない敗者に全身で喜びをぶつけて辟易とさせるなど、濃いキャラぶりに賛否両論。見るに見かねた放送席からも「僕が負けたとして嫌ですねこんなに喜ぶヤツは」と辛口コメントが飛び交った。

大逆転KO、金星に号泣 拒否する元王者に無理やりハグで賛否「負けた方の気持ちも考えて」

 1ラウンドはシウバの独壇場だった。ファーストコンタクトでフルスウィングのパンチを見せるなど元気なマティスだったが、グラップリングの名手・シウバに軽々と抑え込まれ、あわやタップというシーンまで追い込まれる。辛うじて凌いだマティスだったが、その後も一方的な展開が続く。

 しかし、攻守逆転の場面では強力なパウンドを見せるなど、マティスは一発の勢いを感じさせる。すると、この日のABEMAで解説を務めた大沢ケンジは「マティスは寝業でコントロールされましたが、上になったときのパウンドは凄い。飛ばす可能性はある」と発言した。

 そんな予言が2ラウンド開始とともに的中する。ゴングと共に左、右と打ち抜く奇襲。右をまともに被弾したシウバは真っすぐに崩れ落ち、そこにマティスが鉄槌を叩き込んだところでレフェリーが体を投げ出して試合を止めた。まさに電光石火の逆転KO劇だった。

大逆転KO、金星に号泣 拒否する元王者に無理やりハグで賛否「負けた方の気持ちも考えて」

 1ラウンドはほとんど寝業で圧倒されていた中での大逆転劇に「まじかよ」「終わった」という声と共に、余りに早急なレフェリー、モハメド・スライマンの介入によるストップに「早いわ」「スライマンさあ…」など、賛否の声が続出する中、一番納得がいっていない様子なのは誰よりもシウバ当人だ。ダメージも無いのかすぐに立ち上がると、手を広げ「Why?」とジェスチャー。大声を張り上げて走り回るマティスをよそに、シウバは腕立て伏せをして「効いてねえよ」とアピールに終始した。

 勝ったマティスはシウバの複雑な胸中などお構いなし。号泣しながらシウバに駆け寄ると、拒絶反応を示すシウバに無理やりハグ。そんなマティスに対して、大沢が「エイドリアン、お前の気持ちはわかるけど。負けたヤツの気持ちを考えてくれ」と苦言を呈すと、視聴者からは「シウバ困惑」「シウバが嫌がってて草」など、シウバへの同情コメントが。一方では、ダウンシーンのリプレイを見て「これは止められても仕方ない」「完全に目が飛んでる」など、レフェリーの判断を支持する声が寄せられた。

 その後、勝ち名乗りを受け再び大泣きのマティス。最後はシウバも折れたか、やや呆れたような顔で祝福すると、マティスはそんなシウバの足元に抱きつく過剰なパフォーマンスも。そんな自己中心的なマティスの振る舞いに大沢は「負けた方の気持ちを考えて欲しいですね…。僕が負けたとして嫌ですね、こんなに喜ぶヤツ。まじでイライラしますよ」と本音を隠さなかった。

【映像】大逆転KO、嫌がる元王者に号泣ハグ
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