因縁のリマッチ、ボクシングの歴史では“矢吹有利”か? 完全決着を前に寺地「悪質なバッティング」矢吹「一部の人が騒いでるだけ」 WBC世界Lフライ級王座戦 2022/03/19 06:54 拡大する WBC世界ライトフライ級チャンピオンの矢吹正道(緑)と前王者の寺地拳四朗(BMB)によるダイレクトリマッチが19日、京都市体育館でゴングとなる。両者は昨年9月に対戦し、世界初挑戦の矢吹が9度目の防衛を目指した安定王者の寺地を下して世界タイトルを獲得した。“因縁のリマッチ”とも言われる日本人同士の一戦はどんな結末が待っているのだろうか――。【視聴する】矢吹vs寺地、因縁のリマッチがついに決着 昨年9月の初対決は「寺地有利」と言われた試合だった。多くの人たちがそう思ったのも無理はない。寺地はそれまで無敗で、WBC王座を8度も防衛していた。しかもその戦いぶりは試合を重ねるごとに安定感が増し、寺地が常々口にしていた「具志堅用高さんのV13を抜く」という言葉にも現実味を感じさせていた。 続きを読む